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うつ病になりかけたCさんの話
尊敬や同意をする際に気をつけること
夫を尊敬し敬意を示し夫に対し不満などを言わず同意する妻というのは、
夫に愛され大切にされ夫にとっても素晴らしい妻となるでしょう。
けれどここであります。
それは「無理なときは無理とはっきり伝える勇気」と「相手への執着」です。
「無理なときは無理とはっきり伝える勇気」
これは相手の要求に対し、
その要求で自分が身体的や精神的に悪影響を及ぼすことなる場合に、
相手に「NO!」とはっきり伝えるということ。
たとえば今すぐにでも子どもを預けてフルで働けと言われても、
自分は長い時間子どもを預けることは耐え難いと思うなら同意する必要もなく、
また今の職場を変わることに対し反対をしても、
どうしても環境を変えたいと思うのなら同意する必要はありません。
つまり相手の要求が自分にとって深刻な状況や肉体的・精神的苦痛になる場合は、
素直に伝えるということです。
夫があなたに、
「今度の土曜日は休みだから2人で釣りにでも出かけないか?」
と言ってきたとします。
けれどあなたは釣りにはあまり興味はなく家で過ごしたいとしても、
一緒に釣りに出かけることで深刻な肉体的・精神的に悪影響を及ぼさなければ、
夫と共にその日は釣りを楽しむということです。
C子さんの場合
C子さん夫婦は転勤族で、
今は田園風景が広がるのどかな場所で暮らしています。
知り合いのC子さんの夫は毎日お昼過ぎに一度、家に帰ってきて、
C子さんのが作る昼食を食べます。
周りから見たらとても仲がよろしい夫婦だと思うでしょう。
奥さんの手料理がよっぽど美味しいのね~羨ましいわ♪と思う人もいるでしょう。
だけどC子さんにとってはそれがストレスにも感じていたのです。
どうしてかと言うと友人や知人と会う約束をしていても予定を組むことが難しいからです。
昼食といっても何時に帰るという毎日決まった時間というものはなくバラバラです。
1時の時もあれば3時の時もあります。
帰るコールがなればすぐに家へと帰らなければいけない。
友人と楽しくおしゃべりしていてもランチをしていても、
これから楽しくなるという時もその場を後にしなければいけない。
だからと言って夫にお弁当を作って置いておくことも許してもらえず、
かと言って夫自身に何か買って食べてということも却下される。
こんな状態が続けば当然周りも自然とC子さんを誘う回数が減ってくる。
知らない土地でそれでもC子さんなりに友人を作り一緒に楽しもうとしているのに、
慣れない土地に夫の昼食という大きな壁がとうとうC子さんを追い詰め、
C子さんは「うつ」1歩前にまでになっていたんです。
C子さんは私にボソッと小さな声でこう呟きました。
「週に1度でもいいから思いっきり朝から夕方まで夫の事を気にせず過ごしたい」と・・。
私は「じゃあそれを旦那さんに伝えてみてはどうでしょうか?」と言うと、
C子さんは「無理よ、絶対首を縦に振らない人だから。」と返ってきたので、
「自分の今の状態や気持ちをきちんと相手に伝え週に1度でもいいからと伝えてみてください。
だめと何も言わないうちから諦めてはいけないですよ。
自分がここまで精神的に肉体的に苦痛を感じその症状まで出ているんですから、
ここまでくるならはっきり相手に伝えるべきです。」と告げるとC子さんも納得してくれました。
その後私に旦那さんが週1~2日昼食を会社で摂ってくれるようになったと、
嬉しいメールが私に届きました。
その結果C子さんの症状も徐々に良くなり今は落ち着いています。
C子さんは慣れない環境の中で、
夫の昼食という大きな負担から肉体的・精神的にダメージを受けてしまいました。
そのことを真剣に冷静に正直に夫に話すことで夫も理解をしてくれる。
もちろん自分の都合ですべてを「NO」と言ってしまうと夫の立場もなくなり、
あなたに対して不快感を示し愛情も遠のいていくでしょう。
けれどどうしてもこれは私にとって肉体的・精神的に苦痛なのと感じるのであれば、
相手を傷つけないように優しく素直に伝えるということが大切です。
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